本文へスキップ
半泥子と千歳山の会 記録

津市の千歳山整備事業に関する勉強会

開催日時:平成29年11月28日 9:30〜11:00
開催場所:津中央公民館 情報研修室
参加者 :半泥子と千歳山の会実行委員20名

       津市建設部建設整備課長  北岡 丈和 氏
講師: 津市建設部建設整備課 整備・公園整備担当主幹

    
 村田 智昭 氏

ギャラリー

洋館内部階段








洋館内部階段手摺飾り
















洋館内部階段踊り場
ステンドグラス

洋館内部玄関

和館内部

津市の千歳やな整備事業に関する勉強会議事録お知らせ

千歳山の整備について

・平成20年2月5日川喜田家より寄付の申し出があり、平成20年3月の津市議会で受納が議決。平成20年にスタートした津市総合計画に千歳山を市街地に貴重な緑が残る公園として整備、活用することを位置づけた。
・具体的な整備に向けて市民の声を聴くため、平成20年11月4日「津市千歳山を考える会」を立ち上げ平成23年1月までに10回の会議及び現地視察を行い、貴重な自然の保全と半弟子が生活した往時の空間を感じる整備が必要であるとの意見をまとめた。

・千歳山の整備を総合計画に位置づけた。

岩田池公園の整備

・岩田池公園と千歳山のそれぞれの個性を保ちながら連携して楽しめるよう整備を進める。
・国の補助を得て、整備中であるが池の公園整備との関連もあり時間はかかる。

・先行させることは千歳山へのアクセス道路整備、3〜4年の時間がかかる
・今年度は国の予算が出なかったこと、周辺の土地買収も課題としてある。

整備の在り方

貴重な自然と半泥子の生活や創作活動を感じる空間が残されている。
・この魅力を最大限に生かし、子供から大人まで有意義な時間を過ごせるよ
う、自然を保全し、
現存する工作物等の保存や利用を図り半泥子が過ごした往時を感じる公園として整備を進める。
・半泥子にまつわる工作物が残る空間、それぞれの特色や強みを生かし千歳山の魅力を最大限に引き出すため「水辺空間を生かしたゾーン」、「歴史的な工作物を活かしたゾーン」、「豊かな自然を保全するゾーン」の三つに分類し整備を行う。

千歳山について
・正門付近北側に駐車場を考える。
・正門は現状を維持し千歳文庫への通路は残す。
・千歳山荘があった辺りは樹々が多く高さもあるが、内部よりは外周の対応を優先し樹々の伐採整備が必要。現在内部は歩きにくく整備が必要。
・千歳文庫のセキュリティー対策も必要。
・旧宅、アトリエは傷みが激しく問題あり、早急に対応が必要。
・今までのやり方をリセットして前向きに考えたい。

大森尚子氏からの提案

・旧宅・アトリエなどの保全について登録文化財指定を受けたらどうか。
登録文化財としての登録のハードルは低い。屋根や外装などの保全に国(文化庁)から補助金制度がある。
・千歳山を市民がより一層理解する事が出来るように一部を開放は出来ないか

津市
教育委員会など他部門との連携を考える
・公園は市民が利用することが大切。その公園のコンセプトを示さなければならない。
・PRの必要性を考える。
・津文化協会などの団体との連携も必要と考える。
・都市公園として岩田池公園と千歳山を一体として位置付けている。
(法的規制がなければ千歳山と一体化は出来る)
※実行委員の提案
・公園整備を民間との関係を深めて一緒に考えていく方法もあるのでは。
※津市
・民間の活用には意味がある。安全性対策などを含めてユニバーサルデザインなどの検討。
※実行委員
・公園地を明確にするために公園敷地内の看板を千歳山の一部に設置してはどうか。
※津市
・市民へのアッピール、ワークッショップなどの開催も考えている。


千歳山工作物配置図   配置図(拡大図)


半泥子と千歳山の会

〒514-0821
三重県津市垂水2772-23
TEL.09012361144
e-mail chitosesannsou@gmail.com


記録、勉強会

半泥子と千歳山の会