半泥子と千歳山の会
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この会は、津と密接な関係を持つ名勝地であり、大正以降は川喜田半泥子が山荘を構えた、津市南郊の千歳山を、かけがえのない文化遺産と捉え、その由緒にふさしい文化的で品格のある場として継承し、新たな文化創造の場としてよみがえらせることを目的とする。
2024年11月21日(木)〜
11月27日(水)
時間:9:00〜17:00
場所:三重県総合文化センター文化会館第1ギャラリー
基調講演:半泥子の千歳山と大山崎聴竹居
大正昭和の茶陶の世界に、大きな変革をもたらした川喜田半泥子。半泥子が創作の道を歩みだしたのは、津の郊外の千歳山に山荘を構えたことが契機となっています。千歳山の山荘は大正4〜5年に整備された和館・洋館を中心建物としています。それは細部に至るまで、半泥子が気を配って実現させ、気の置けない来客との茶や酒を楽しみ、陶芸や書画についての談論風発を楽しむ世界でした。この展示会では、山荘の和館で用いられていた襖や杉戸の障屏画を中心に、半泥子が千歳山荘で体現した美の世界をご紹介します。
津城下町の南、千歳山は大正から昭和にかけて、川喜田半泥子が山荘を営んで、陶芸に打ち込み、さまざまな人との交遊を楽しんだ所です。中心となる洋 館・和館は、大江新太郎、田辺淳吉という、当時の第一級の建築家の設計です。
千歳山 山荘表門(大正5年)
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